綴る

お飾り

2021年は今までになくわりとゆったりとした年末だった気がします。大掃除も適度に、忘年会も適度に簡単に、大きな仕事のトラブルもなく。

外出をしたついでに年末感が漂う街を観察しながら歩いていると、気づけばシンプルでしゃれたお飾りがたくさんあるではありませんか。お飾りってこんなにいろんなデザインあったっけ…?今までも売っていたけど、私が気づかなかっただけなのでしょうか。おそらくそうだと思いますが。去年は、なぜだか自然と季節物に目がいきました。「あっ、会社に飾ろう。お飾りを。初めてだし、できるだけ小さくて、シンプルなものを。」大したことではいのだけれど、心が豊かになる気がしました。
なんで今までやろうと思わなかったんだろう?と振り返ると、年末の大掃除やら、忘年会の準備やら、仕事のトラブルやらで思いのほか心に余裕がなかった?

クリスマス、年末、正月、節分、ひな祭り…気づけば装飾ものを飾る機会が1年間の間にたくさんあります。その暦行事や季節イベント、それに便乗して「飾る」ということを楽しむのもいいものです。終わったらサヨナラだし。そして、暦ものを飾るという行為で「時」を意識するようにもなる。お正月が終わり、お飾りを外せば「終わった」ということがより実感できる。さぁ、これから2022年が本当に始まりますよ。という感じに、お飾りを外す頃に「これから」なんて遅いでしょうか?いや、それくらいのんびりでいいと許しましょう。

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