篠原紙工の「はじめに」

わたしたちには、大切にしていることがあります。

ひとつは、本質をさぐること。
お客さまの大切な想い、考えが伝わるプロダクトをつくるため、質問を繰り返します。
「なんのためにつくるのか」「なぜこの仕様なのか」を問い続け、
形ないものに宿る本質をともに見つけ出し、形にするためのプロセスを大切にしています。

次に、お客さまとチームとなってはたらくこと。
わたしたちは、プロジェクトをお客さまと一緒に育てたいと願っています。
デザインする人、形にする人といった区別なく、互いのアイデアや制作物に対する想いを共有し、
お互いに最善を尽くして形にしていく。
みんなで目線を合わせてできあがったものは、手にする人の心を動かせると信じています。

最後に「やってみよう」。
篠原紙工には、誰も形にできなかったアイデアが日々持ち込まれます。
未知へのチャレンジは、失敗や予期せぬトラブルが避けられません。
しかし、トラブルも物を生み出すひとつの工程であり、
わたしたちとお客さまとがともに乗り越えることで見えてくる世界があります。
制約の中で知恵を絞り「やってみよう」から出発するものづくりには、常に新しい発見があります。
肯定と否定を繰り返し、これまでも異端のプロダクトが生まれました。

人の手と心が動いた結果であるプロダクトを世に送り出すには、
想像以上のエネルギーが必要です。

エネルギーの源はいつも人です。
だからわたしたちは、篠原紙工に関わるすべての人を大切にします。
そして、お客さまとともにチャレンジできる血の通った関係を築き、
本質を脈打たせ、心を揺さぶるモノづくりをしていきます。

会社概要

社名
有限会社篠原紙工
創業
1974年5月
設立
1980年1月
資本金
300万円
代表者
篠原慶丞
本社工場
136-0072 東京都江東区大島5丁目51番13号
従業員
20名
事業内容
製本・紙加工・デザイン・印刷物の制作・新商品の企画から開発
取引銀行
東京東信用金庫 本所支店 / 三井住友銀行 錦糸町支店

アクセス

都営新宿線「大島駅」A5出口より 徒歩5分

沿革

1974年5月
篠原勇が東京都墨田区亀沢4丁目にて製本業開業
1976年7月
台東区浅草橋に移転
1978年5月
墨田区本所4丁目に移転
1980年1月
有限会社篠原紙工 設立
1985年12月
墨田区本所4丁目に新社屋 建設
1997年9月
足立区興野に第二工場を設立
1999年5月
江東区大島に第一第二工場を合併し移転
2008年1月
「NORITOGIC SYSTEM」特許取得
2010年9月
「グリーンプリンティング」 認証取得
2011年12月
「ノリトジックカレンダー」特許取得
2012年3月
印刷加工連発足
2013年2月
篠原慶丞 代表取締役就任  
2014年11月
Factory4F発足

受賞歴

2010
「第60回 GKSカレンダー展」Bronze Award / ドイツ
「第7回 アジアン・プリント・アワード セルフプロモーション部門」Gold Award / 香港
2015
「KOKUYO DESIGN AWARD 2015」グランプリ / 日本
「第49回 造本装幀コンクール」出版文化産業振興財団賞 / 日本
「第66回 全国カレンダー展」審査員特別賞 / 日本
「GOOD DESIGN AWARD 2015」グッドデザイン賞 / 日本
2016
「Steidl Book Award Japan」グランプリ / 日本
「第67回 全国カレンダー展」審査員特別賞 / 日本
「第67回 全国カレンダー展」日本製紙連合会賞 / 日本
「グレゴール国際カレンダー展」銀賞 / ドイツ
2017
「第51回 造本装幀コンクール」日本書籍出版協会理事長賞 / 日本
「第51回 造本装幀コンクール」日本印刷産業連合会会長賞 / 日本
「第59回 全国カタログ展」日本製紙連合会賞 / 日本
「第59回 全国カタログ展」銀賞 / 日本
「第68回 全国カレンダー展」金賞 / 日本
「第68回 全国カレンダー展」銀賞 / 日本
「第68回 全国カレンダー展」経済産業省 商務情報政策局長賞 / 日本
「グレゴリー・カレンダー・アワード」銀賞 / ドイツ
「DFA Design for Asia Awards 2017」SilverAward / アジア
「AIAP WOMEN in DESIGN AWARD 4th edition」入選 / イタリア
「K-DESIGN AWARD」Grand Prize / 韓国
2018
「第52回 造本装幀コンクール」文部科学大臣賞 / 日本
「第52回 造本装幀コンクール」経済産業大臣賞 / 日本
「第69回 全国カレンダー展」金賞 / 日本
「第69回 全国カレンダー展」銅賞 / 日本
「DFA Design for Asia Awards 2018」Bronze Award / 香港
「グレゴリー・カレンダー・アワード」銀賞 / ドイツ
2019
「第53回 造本装幀コンクール」日本印刷産業連合会会長賞 / 日本
「第61回 全国カタログ展」銀賞 / 日本
「AIAP WOMEN in DESIGN AWARD 4th edition」入選 / イタリア
「TOP AWARDS ASIA OCTOBER 2019」入選 / 香港
「DFA Design for Asia Awards」Bronze Award / 香港
2020
「GERMAN DESIGN AWARD 2020」WINNER受賞 / ドイツ
「TOPAWARDS ASIA」受賞(INKAREN / memo clip) / アジア
「GOOD DESIGN  AWARD 2020」グッドデザイン賞(ikue) / 日本
「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」デザイン部門 : ゴールド、メディアクリエイティブ部門 : シルバー、ブランデッドコミュニケーション部門 : ブロンズ(『広告』 Vol.413 特集 : 価値) / 日本
「GOOD DESIGN  AWARD 2020」グッドデザイン賞(『広告』 Vol.413 特集 : 価値) / 日本
「PHOTOBOOKS OF 2020」(ゲリー・ヨハンソン写真集「Ehime」) / イギリス
2021
「Kassel Dummy Book Award 2020」最優秀賞(Tofu-Knife)/ ドイツ
「Gregor calendar award2021」Silver(DIMENSION in the SHADOWS)/ ドイツ
「A’ Design Award & Competition」Platinum(DIMENSION in the SHADOWS)/ イタリア
「The Monocle Design Awards」Innovation in Print Award(『広告』 Vol.415 特集 : 流通) / イギリス
「第54回 造本装幀コンクール」東京都知事賞 / 日本
「第54回 造本装幀コンクール」専門書(人文社会) 科学書・自然科学 書等)部門 / 日本
「GOOD DESIGN  AWARD 2021」グッドデザイン・ベスト100(『広告』 Vol.415 特集 : 流通) / 日本
「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」デザイン部門 : シルバー、メディアクリエイティブ部門 : シルバー、ブランデッドコミュニケーション部門 : シルバー(『広告』 Vol.415 特集 : 流通) / 日本
2022
「第55回 造本装幀コンクール」経済産業大臣賞(『広告』 Vol.415 特集 : 流通)、審査員奨励賞(True noon)、日本印刷産業連合会会長賞(芝木好子小説集 新しい日々、大槻圭子「Primitive」) / 日本
2023
「第102回 ニューヨークADC賞」Bronze Cube(COLONY)/ アメリカ
「第56回 造本装幀コンクール」経済産業大臣賞(MARUHIRO BOOK 10周年記念本)、審査員奨励賞(Kangchenjunga)、印刷・製本特別賞(MARUHIRO BOOK 10周年記念本) / 日本
「MUSE AWARD」PLATINUM, Design Of The Year(PAPELITH)/ アメリカ
2024
「第57回 造本装幀コンクール」文部科学大臣賞(Je suis là ここにいるよ)、経済産業大臣賞(心臓)、審査員奨励賞(MITTAN 1)、日本印刷産業連合会会長賞(多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業制作展 2023 図録) / 日本
「Student Freepaper Awards 2024」金賞

※篠原紙工が制作にかかわった作品の受賞歴


2008
「第33回発明大賞」発明奨励賞 / 日本
2018
「勇気ある経営大賞」奨励賞 / 日本
2019
「第18回印刷産業環境優良工場」一般社団法人日本印刷産業連合会 会長賞 / 日本

わたしたちについて01