Tsuzuru

大島五丁目四階蚤の市

もう12月です。あっという間に。
毎年この時期になると使っている文言で、このことも毎年書いている気がします。

お楽しみのお知らせを皆さんに。
12月13日(土)に篠原紙工の4階で「大島五丁目四階蚤の市」を開催いたします。今回の主催は篠原紙工に製本のお仕事を度々依頼してくださっているお客さま、安藤さん主催の蚤の市です。篠原紙工は4階オフィスの場所を提供するという形ですが、それにそっと乗って、篠原紙工1階でも今年の6月に開催したフリーマーケットの「かみのいち」のやや小さいバージョンを開催します。余り紙を主に販売します。大きな紙のオーダー断裁もしますよ。コーヒーも出そうかなと計画中。

製本会社で蚤の市、ということで今回は紙ものをメインに集めるとお聞きしています。私は以前に安藤さん主催の骨董市に足を運んだことがあるのですが、骨董というか、アート作品のような、個性あふれる古物商の方々が集まり、独特な世界観に引き込まれてしまいました。それが今度は篠原紙工の四階で開催されるとは、とても光栄です。

一方で、篠原紙工図書室の一角では、屋久島のお塩を販売いたします。その方は屋久島の塩を作る職人さんの後継活動や日本の伝統文化伝承に力を入れており、図書室の展示やイベントの時にも何度か足を運んでくださるうちに私と意気投合し、彼女のやりたいことを応援する気持ちで今回、図書室の場所を提供することになりました。山川海というブランド名でパッケージやデザインも最近完成し、お披露目するのは初でして、それが篠原紙工図書室というのも、よろしいのでしょうか。光栄でございます。

図書室はオープンしてもうすぐで1年になるのですが、これまでの篠原紙工のお客さんとはまた違う感じの方々と出会うようになっていてこれからが楽しみです。

紙、塩、コーヒー、共通点はあるようなないような。よくわかりませんが、きっと面白い時間になると思います。四階で開催される蚤の市は整理券が配られる予定ですが、篠原紙工のマーケットは出入り自由なのでぜひお気軽にお越しください。

DMのポストカードは活版印刷で刷りました。最後にその背景も読んでいただけますでしょうか。

デザインはいつもお世話になっております。山口信博さん。篠原紙工にはほとんど使うことはない、活字があるのですが、それを使ってDMを作るという依頼を頂き、「大 島 五 丁 目 四 階 蚤 の 市」この文字を整理されていない大量の文字の中から探すわけです。お昼休みにDMデザイン案の話が出まして、「今ちょっと見てみようか、」と一人が立ち上がるとみんなもゾロゾロ動き出し…。

(写真上下、このように、) 木製引き出しの中に、新聞紙で包まれた大量の文字。しかも反転しているので目がおかしくなります。私は考えただけでも頭痛がしそうなのでそっと参加しなかったのですが、人が知恵を合わせて何かをやるってすごいですね。「大 島 五 丁 目 四 階 蚤 の 市」の反転したらどんな文字に見えるかを用意してくれる人、面白おかしく場を盛り上げる人。効率的に探そうとする人。コツコツと黙って探す人。人の個性とパワーを感じます。

こんな風に文字が小さな木箱に入ってます

みんなでお昼の席を立って活字を探している姿はなかなか面白く、「蚤」という文字なんて、日常使わないし、ないだろうと騒いでいたのですが、その数分後に誰かの興奮した声で「あった!」の一言。拍手喝采です。宝探しの活字探しは、意外や意外にも漢数字の「五」はどうしても見つからず、それだけは活字を購入しました。それにしても、それ以外の文字は全て社内にあったとは….すごい。
そんな風にして作られたDMです。

では、12月13日にお会いしましょう。

Tsuzuru04