綴る

トークセッションとその後

ハイデルベルグ・ジャパンが主催のハイデルフォーラムに参加したのが去年の11月。まだ2ヶ月前ですが、もっと過去に感じてしまうのは2025年から26年と年を越したからでしょうか。

こちらでも少しご紹介しましたが、篠原紙工の社員5名が登壇し、トークイベントを行いました。100名以上の方々の前で話すことなんて、初めてでしたが、いつもの自分たちから大きくブレることなく、穏やかに話せたのではないか? と思います。その際の動画が、ハイデルのYouTube チャンネルで公開されたので、そのお知らせも兼ねての綴るです。

篠原紙工の過去10年を人様の前でお話しするなんて、おこがましいと、と否定してしまう自分もいたのですが、(今でも、時々出てくるのですが)参加する、と決めたなら堂々と、発言に賛否両論あるにせよ、率直に、これまでの経験、思うこと、考えて動いてきたことを話そうではないか、と決意して話してきました。

そう決めたとしても、本番では会話全体の流れや、相手に伝えるには、どんな言葉がベストかを瞬時に選び抜きながら話すことは、なかなかのチャレンジでした。質問に答えているつもりでも、答えになっていないかも?と思ってしまったり、様々な邪念がよぎります。

(10年前) 当時の私が、感じていた、見ていた篠原紙工の状況、「私にとって本当のこと」を誤魔化さずに話すことに意味があり、それが聞き手にとっても、ヒントにつながる、はず、と自分に言い聞かせていましたが、本当のこと、というのは、注意もしなければ、時に厳しく、強すぎる声にも聞こえてしまうだろうな…と相手の反応を気にしてしまうという、自身の内側に葛藤もありながらのトークでした。

トークの最後に、「もっとお話が聞きたい方、もしくは、自分の話もしたいよ!という方は、篠原紙工図書室までお越しください。」という、アナウンスをさせていただいたのですが、後日、数名の方からご連絡をいただき、じっくりお話しをする機会が持てました。それは私にとっても本当に、本当に、貴重な機会でした。

どの企業にも悩みや問題はあって、こうすれば正解、というような答えがないのが辛いところでもあり、時に同じ闇をずっとグルグル回っているだけではないか、と、希望を失って辞めたくなる時もあるのですが、時間をかけながら、諦めず、トライ&エラーで自身が思い描く理想の組織を形成をしていくしかない、というのが、言うなれば答えです。

私が10年を通して分かったことは、会社の問題や課題に向き合っているようで、その問題を通して、結局は自身に向き合っていた、ということです。でも結局のところ、それが、組織が変わる一番の近道だったと思います。

最後に、YouTubeのご案内。
自分を動画で見るって恐ろしいですね。この動画を送ってくださった司会者の小玉さんには、「どうぞ薄目で見てください!」とメールに書いてあったのですが、皆様も薄目で見ていただければ幸いです。


↓こちらからご覧いただけます
ハイデル・フォーラム21 ポストプレス研究会「P×P SESSION」

綴る04