綴る

Letter from San Francisco

今、これをサンフランシスコで書いています。CODEXというブックアートの世界を覗きに来たのが今からちょうど2年前の2024年。CODEXは2年に1度開催されるブックアートの展示会でして、今回はご縁あって本を展示する側として参加することになりました。Amu Arts という日本の文化、アートや伝統工芸の架け橋をしているコミュニティの方が日本のブックアートを紹介する、という目的でCODEXの方から依頼され、Amu Artsの名でブースを持ち、3名の日本人が招待されたのですが、そのうちの一人が篠原紙工の新島さんという流れで再びサンフランシスコまで飛んできました。

新島さんの個人制作の本以外にも篠原紙工で手がけた「神迎え」の本を推薦すると、やはり「日本、和紙、伝統、歴史」というキーワードで興味は持っていただける、とのことで、出展品として出すことになりました。個人へのお声がけではありますが、篠原紙工もセットでCODEXに参加できることを嬉しく思います。新島さんの出展作品は「はじまりの風 〜五十嵐威暢のことばのいぶき〜(特装版)」と共に、代表作の、「モーションシルエット」も一緒に連れてきました。他の日本人アーティストの方々は、篠原紙工で何度かお会いしたことがあり、Amu Artsさんと新島さんを繋げてくださった足立涼子さん。もうお一方は松永亨子さんです。

2024年にCODEXを視察しに来た際、アジア圏のアーティストは決して多くなかったのですが、今回CODEX側から「日本のブックアート」に注目し、ブースを作ってくださったことは、私個人的にはとても光栄なことだと感じています。日本を代表するアーティスト3名以外に、篠原紙工も紹介できるこの機会を有意義に活かして、本の世界に貢献できればいいなと思っています。CODEXは2月7日〜10日の4日間、どんな出会いや出来事があるか楽しみです。

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