法术

紙のメモ

六本木にある「文喫」という本屋さんで、印刷加工連の商品、メモパッドが展示販売されています。(展示は延長されて3月11日までとなりました)
<文喫>https://bunkitsu.jp/
<紹介ブログ> https://www.s-shiko.co.jp/tsuzuru/honyabunkitsudenotenji/

皆さんはメモはとりますか?
そもそもあまりメモを取らない人もいると思いますが、世の中の人がどのように頭の中にある情報を処理しているのか気になります。デジタル媒体も充実しているこの世の中ですし、携帯1つで済ますのもスマートですよね。

私は予定もメモも携帯1つにして持ち物を身軽にしよう!と試したこともあるのですが、結局、紙の手帳やノートに戻ってしまいました。
理由は文字を見るとその時の感情だったり自分の様子が分かるというのが1つ。それから手で書いたという体の記憶が残っているということ。書いた、という行為の記憶からノートを見返すことがあるのです。「私、あのことをノートに書いた気がする、なんだっけ、あれ?」と思うと大体ちゃんとメモしていて過去の自分とアクセスしている感じも面白い。

携帯に思いついたことを書いていたこともあるのですが、後で読み返した時に、自分でない誰か他の人が書いているように感じ、どうにもしっくりきませんでした。ペンで文字を書くという行為も心が整う感じがして、たとえ乱雑な文字でも、その時の自分の様子が見れていい。ペーパーレスも憧れるのですが、製本会社に勤めている?し、今はまだ紙を楽しもうかなと思います。

法术04