法术

フリマ&図書室のひとりごと

こんにちは!いよいよ明日です。
製本会社のフリーマーケット「かみのいち」。図書室から大島の日常の風景が少しづつ見えてきて、街を行き交う人たちにご挨拶をしたいなと思ったのがきっかけで、やってみようとフリマを提案しました。

「紙」という親しみのある身近な素材が私たちの仕事相手でもあります。工場には山ほど紙があって、紙の種類もすごくたくさんあります。私たちが扱うのは主に書籍や文具に使う紙だから触り心地や色なども豊富で、いわゆる「紙好き人」にはワクワクの要素がたくさん詰まっていると思います。

現実、何をつくるにせよ余り紙は出ます。篠原紙工にいると紙の量の多さに慣れてしまい、リサイクル業者さんへ引き取ってもらうカゴに思いっきりバサー!っと入れる光景が当たり前になってしまうのですが、それでも時折、真っ白で真四角な紙の束なんかをみるとつい個人で何かに使いたくなります。白い紙に何を書こう、新品のノートに書くときのあの気持ちよさが心の中でうずくのでしょうね。明日は白い紙だけでなく、色付きの紙もあり、厚みのある紙もあり、芯材紙もあり、とさまざまです。ぜひお楽しみに。

黄色いフリマのチラシも余り紙を使って印刷しました。(デザインはアルバイトの学生さんが手伝ってくれて。ありがたい。)余り紙なので変形サイズというのも微妙なのですが、そこから思わぬ発見などもあります。今回のチラシも微妙にA4より大きいのですが存在感があるサイズでちょうどよかったと感じています。あと、面白いことに宣伝はInstagramも使っていますが、なんともアナログに会社の窓に(しつこく)たくさん貼ったり、自由に持って行けるように図書室のドアノブに引っ掛けていたのです 。(しかも雨よけビニールに入れて)。すると、毎日数枚ずつですが減っていてくれて、地味にそれを毎日数えるのが楽しかったです。フリマの前日(今日)数えたら残り1枚でした。なんだか中高生の文化祭のようでしょうか。

明日はスタッフがコーヒーもいれる予定なので、良い香りも大島5丁目に漂うかと!思います。大島には喫茶店やカフェがほぼありません。(駅前に大手のチェーン店はありますが)どなたか大島でお店やりませんかね。というか、篠原紙工で小さな飲食やれたらおもしろいかも、想像は色々膨らみます。
では明日「初めまして」の方も「お久しぶりです」の方も「毎度!」の方もどなた様もお待ちしております。

法术04