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ノリトジックシステム(のり綴じ)

糊を使用した冊子を生産できる、「ノリトジックシステム(のり綴じ)」。のり綴じはエコ綴じとも呼ばれ、環境にもやさしい篠原紙工で開発した技術です。
特許所得済【特許第4067500号】
日本発明振興協会主催 第33回(平成19年度)発明奨励賞 受賞

開発のきっかけ

noritogic5.jpg以前から篠原紙工ではメーラー加工を行っていたため、糊付けと折りを同時に加工することができ、お客さまからの依頼で8ページほどの薄いのり綴じ冊子を作成していました。
しかし、お客さまにから12ページにしたい、表紙の紙だけ変えたいなどいろいろな要望があっても、当時はそれを実現する技術がありませんでした。
でも、中綴じ機の途中にのり綴じ用のガン(糊を抽出する機械)を設置すれば実現できるんじゃないかというアイデアを篠原専務は持っていました。

実現までの道のり

noritogic6.jpgとりあえず試作機を作ってみようということになり、専務自らホームセンターで部品を買ってきて機械を作りはじめました。最初はのり綴じ用のガンもなく、サインペンを使っていました。サインペンでうまくラインを引くことができれば、きれいに糊をつけることができるはずと考えたのです。
その後、株式会社前野工業にご協力いただき、週に1、2回、終業後に集まって深夜まで製作に努めました。

のり綴じ機を製作する上での問題点として、冊子の背の部分にピンポイントで糊を付着させなくてはいけないのですが、中綴じ機は一時間に8,000枚から1万枚の紙が高速で流れていきます。スピードも速いですし、流れる途中で紙はバタつき安定しnoritogic7.jpgません。そこに1ミリのズレもなく糊を付着させるのは無理だと考えられてました。
しかし、のり綴じ用のガンが糊を噴射する瞬間だけ、その前後が固定されていればいいと考えれば、実現不可能ではありません。

また、新しい折(ページ)を重ねていく際に、糊のついた部分がずれて接着されてしまうのではないかという心配もありましたが、これについても折が落下する前にワンクッションおいて、スロープを下るように静かに重ねることを実現しました。

開発技術の特徴

noritogic8.jpgすでにノリトジックシステムを用いたのり綴じ製品は、数多く生産しています。
お子さまへの安全性を考えて幼児向けの絵本や教材、また自然保護の観点から企業パンフレットやCSR報告書などに採用いただいています。
しかし、のり綴じの魅力はこれだけではありません。紙の素材、加工方法など、自由な発想に対応できる可能性に溢れています。
中綴じや無線綴じではできない新しい表現を可能にする、第三の綴じがノリトジックだと私たちは思っています。
詳しい内容等 お問い合わせはこちらから。

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