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いいかげん折り

本来 縦横まっすぐ、水平・垂直に折る事を目指している折り機。適当に折ってみたら、どうなるか?「いいかげんに折る!けど、できあがった折丁は揃っている。」そんな新しい折りの表現を試みました。                                                                                                          

_DSC1225.jpg開発のきっかけ

ブックデザイナー  祖父江 慎さんから「子供がグシャグシャってしちゃったみたいには、(機械で)折れるかな?」とご相談いただき、いかに適当に折るかの挑戦が始まりました。以前祖父江さんは、「純白ロール紙にイラストが刷ってあり、各頂点に合わせピタッと折ってあるDMを受け取った時に、せっかくの絵柄が裏に透けたり、パリパリした紙を使っているなら、グシャッといいかげんに折ってあった方がかっこいいのに。」と思われたのが発想のきっかけであり、株式会社グラフィック社編集部の津田さんと話が盛り上がったのがきっかけで、弊社 篠原専務に声がかかりました。最初お話をいただいた時は悩みましたが、ふと「斜めに折るのを繰り返せば。。。」と閃き、テストをして見る事に。
いいかげん折が出来上がるまでの様子が『デザインのひきだし』に掲載されました。詳しくは、制作事例にて近日紹介致します!
デザインのひきだし_いいかげん折り掲載記事.pdf

iikagen03.jpg実現までの道のり

まずは、イメージを元に紙をグシャッと折った感じに、機械で折るテストを試みました。まっすぐにしか折れない折り機にちょっとした補助機を設置させる事で、斜めに折れる事を確認。何度か試作品を作成し、祖父江さんにチェックをして頂きながら、イメージに近づけていきました。折る角度に変化をつけていき、3回目のテストを終えた頃には、「工夫をすれば機械でも斜めに折れる!」という手応えを感じられました。ベテラン職人の技術と機械のカスタマイズが実現への近道でした。

技術の特徴

今までの「キレイに折る」という概念をひっくり返し、適当に折ってみる事への挑戦は、新たな可能性を引き出しました。適当に折っていますが、折丁はきちんと揃っている事から、DM・リーフレット・冊子・紙製品など今までにない形のものが制作可能です。ネーミングは「いいかげん」ですが、実際の加工作業の際は、不規則の様で制約が色々とあります。ご興味のある方は、是非こちらよりご相談下さい。

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