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コーヒーカップ型メモ帳

制作年:
2014
クライアント:
スタジオ・キュウ株式会社
技術名:
天のり、抜き、活版印刷

coffeecup2.jpgプロジェクト概要
パッケージデザインやグラフィックデザインを手掛けているスタジオ・キュウ様より、弊社ホームページから問い合わせをいただいき、事務所移転に伴う 移転案内ツールの制作のご相談をいただきました。まず来訪していただき、デザイナーのラフスケッチを元にやりたい事、イメージなどをヒアリング。加工方法を模索し、制作に取り掛かりました。 
移転先事務所が一軒家のため、アットホームなイメージ(お客様に気楽にコーヒーでも飲みに来て欲しいという想い)から、コーヒーカップを模したメモ帳と、コーヒーカップを納める箱は一軒家を模して作成。メモ帳は、今後 クライアントが自社製品グッズとして製作したいとご希望があり、量産可能な加工を提案させていただきました。

技術説明
メモ帳を開いてコーヒーカップの形状にするために紙の選定、メモ帳のページ数、糊の厚さなどを決めるため、試作を何度となく繰り返す。コーヒーカップの形状に抜くメモ帳の厚さが2cmを超えたため トムソンでの抜きが難しく、ブッシュ抜きを試みる。職人の腕が抜群に良い事も加わり、かなりきれいな仕上がりとなる。
メモ帳を 入れる箱にも、細かなこだわりを付与。箱の開閉をスムーズにするためにフックの形状を何種類か試作、紙の厚さも微調整。また、クライアントの方が箱の開閉時の感触…キツ過ぎず緩すぎず ストレスレスな感触…に強いこだわりを持っており、寸法やスジの強さをcoffeecup3.jpg調整。試作用の抜きの機械と本番の機械が異なる事と、スジの入れ具合によって微妙に開閉のスムーズさに違いが出る事で、ベストな仕様を模索する事に苦労。最終的には長年の経験値から判断し、選定。見事にはまり、完成度の高い製品が出来上がる。
名刺の印刷には、味のある活版印刷を採用。弊社には機械がないため、ALL RIGHT GRAPHICS様へ発注。 

その他
全く製作をした事のない、ゼロからのスタートで、試行錯誤しながらの難しい案件でしたが、完成度のとても高い良い製品ができ、ラフスケッチから品物を作り上げる面白さ、醍醐味を改めて感じる事のできる案件でした。制作に関わった協力会社の方々への感謝と、打ち合わせ・試作の確認に何度も弊社へお越しいただいたクライアント スタジオ・キュウ様に感謝致します。ありがとうございました。

[クライアントからのコメント] 
今回の制作は、篠原紙工様との初めてのお仕事でした。手描きのスケッチと手作りモックでの打合わせから始まり、弊社の制作意図やイメージをしっかり受け止めていただきました。無理難題な依頼に対しそれ以上のモノ作りを目指して下さいました。諦めていた機能性に対して、納品直前に弊社まで足を運んで予想外のご提案までしていただき、「同じ目線」でモノ作りに愛情を注いでいただけたことがとても嬉しかったです。おかげさまでこの移転案内は大変好評を頂いております。
次回も篠原紙工様にどんな難題をぶつけようか、そして、どんな相乗効果が生まれてくるのか楽しみです。 

[仕様]
作成部数:100部
<メモ本体>
用紙:ニューズ309.5kg+OKプリンス上質70kg
加工:天のり加工、ブッシュ   加工:手加工
<箱>
用紙:ニューズ ミルク 258kg
印刷:特色2c+スミ1c     加工:抜き加工
<案内状>
用紙:ニューズ ミルク 258kg
印刷:両面4c           加工:巻3つ折り、抜き加工
<名刺>
用紙:ニューズ ミルク 258kg
印刷:特色1c+スミ1c(活版印刷)   加工:断裁 

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